2016年にクリエイターEXPOに出展しました。

クリエイターEXPOとは、コンテンツ東京というコンテンツビジネスの見本市や商談会の中の一つ。フリーランスのイラストレーター・デザイナー・ライターなどのクリエイティブ系お仕事をされている方向けの商談会です。毎年1回開催。

懐かしいクリエポ。
もう5年も前の話になるのですね。しかも今年は4月開催ですか!

MEG

わたしちょうどその年PTA広報部長引き受けちゃってさ、ハイパー忙し時期と重なったこともあり、出展準備本当に大変だったのです…。

出展時の記録としてブログに載せておきます。

初めて出展する方、今後出展しようか考えている方の参考になればと思います!

クリエイターEXPOで感じたことまとめ

わたしはデザイナーブースで出展しました。

クリエポ出展のコツ

  • ブースがまず大事ブース!ブース!壁につける展示が大事すぎるほんとうに大事!
  • ブースがだめだと全く立ち止まってもらえないの
  • 壁面展示は一枚絵より、作品数点と何ができるかわかりやすく大きく書く
  • 立って配らないとチラシをすべてさばくことは不可能です
  • Webサイトをフレームから作れる人は本当に需要がある
  • フードの写真が撮れると仕事たくさんありそう
  • やっぱり「なんでも一通りできる人」が人気
  • 東京在住(都内に出られる)っていうのは、ビジネスチャンスが大きい
  • 全体のレベルがやっぱ高い!きちんと経験積んだ人じゃないと戦えない

ブースづくりに一番力を入れよう

見せられるような作品が全然なかったのでポートフォリオを一生懸命作ったのですが、本当に失敗でした。

ポートフォリオやリーフレットなんて後でいいの!

まず一番力を入れて取り組むべきことは、ブース作り。
何故なら、ブースがしょぼいと立ち止まってもらえないから。

壁面にどんなふうに作品を置くかとか、ブースの構成をしっかり考えることです。

自分は何ができるのか、わかりやすく書いておく

企業は「○○ができる人」というように、明確に目的をもって人物を探しています。
そのため、何ができるのかをきちんと壁面展示に記載しておくことはとても大切だと思います。

Webサイトをフレームワークから作れる人は引っ張りだこ

Webデザイナーの需要もすごく高くて、「1から作れる人を探している」という声をたくさん聞きました。

なんでも器用にできる人が重宝される傾向

  • 紙もできて
  • Webもできて
  • スタイリングして写真が撮れる
  • で、クオリティも高い

みたいな人はやっぱり需要ありますよね。色々な人に頼むの大変ですし。

クリエイターEXPOに参加して。わたしの場合

半年くらいの間であれば仕事の依頼は来るとのことで、待っていたのですが…。

仕事の依頼があったのは、1件だけでした。ごーん!

でも、出展料やその他諸々諸経費がペイできるギャラだったので、損はなかったです。(ちなみに出版系・なぜかライターの仕事でした。)

周りの出展者は?

わたしのお隣の方は、「去年よりも人が減った気がする」と言っていましたが、彼はその後も2017年・2018年と出展している様子を見ると、高い出展料を払った以上の価値はある(クリエポ経由で仕事の依頼が増えた)ということでしょう。

但し、

  • 出版の仕事をしたい
  • 女性向けの仕事がしたい

というように、特定のジャンルのお仕事を望んでいるクリエイターさんは出展を辞めたりしています。

クリエポに出てよかったこと

自分の実力が企業に対して通用するかどうか客観的にわかる

企業相手に仕事をするのが向いていないとわかった

  • 自分の実力が企業に対して通用するかどうか客観的にわかる
  • 企業相手に仕事をするのが向いていないとわかった

企業の仕事はチームで動くため、自分一人〆切を遅らせるわけにはいきません。スケジュールもタイト!夏休みなんて関係ないのです…。(ちょうど子どもの夏休みとスケジュールが被った…)

MEG

リエポでたくさん企業から仕事が来たら…なんて夢を見ていたのだけど、現実は厳しく…。

当時メインでやっていた個人事業主向けの制作業からそろそろ別のことをしたいと思っていたのですが、大誤算。

しかも企業相手の仕事も向いてない!これをきっかけに足を洗う決心がつきました。

わたしのクリエポ体験は、自分の実力が痛いほどわかって別の意味で刺激的な体験でしたが、それなりに実績があって今後お仕事の幅を広げたい方には、企業と直接商談できるよい機会です。

出展申込方法を下でご紹介します。

クリエイターEXPO出展申し込み方法

クリエポ会期中に、次回のEXPO開催申し込みが開始されます。

会期中に申し込むと、2万円ほど安くなりますので、来年は出たいと思っている方は、その期間に申し込みましょう。

会期中の申込は、会場現地で申し込むと場所が選べます。

特に角ブース(一番端っこ)は(+1万円ほど追加料金がかかりますが)見てもらえる機会が増えるため人気があります。会期中に角は埋まりますので、狙っている方は会期中に申し込みましょう。

会期中に申し込みをしない、出来なかった場合

  1. クリエイターEXPOのサイトから、資料請求や出展相談を申し込みます。
  2. 担当者から折り返し電話やメールがあり、相談日が決まります。
  3. 当日、色々話を聞いて、出展しようと思ったら、申込用紙を郵送で送ります。

出展料に関して

2016年で108,000円でした

MEG

ちなみに…2021年は¥150,000だそうです。すげー値上げしてるじゃん

一括払いじゃないとダメなのかと思ったら、相談すれば分割も対応してもらえます。(わたしは3回払いにしました。利子はありませんでした)会期中に申し込むと11月頃に請求が来ました。

出展料以外は払うものはないけれど、

  • 当日の往復交通費×3日(遠方の方ならホテル代)
  • リーフレットなどの販促品の印刷代
  • タペストリーやリーフレットレターなどのブース備品 

などの費用が掛かりますので、お忘れなく。

キャンセルについて

実は翌年も出展予定だったのですが、キャンセルをしました。
出展料を支払っていない状態でも、出展申込をした時点で3万円のキャンセル料がかかります。

会期が近くなると(1~2か月くらい前だったかな)全額支払いになりますので注意が必要です。

企業相手に仕事をしたい、もっと仕事を増やしたい方はチャレンジしてみては?

マック

わたしの場合、ガチの制作クリエイターはなかなか難しいなと実感させられたクリエポでした。

ですが、たくさん企業の方が来訪されますし、思ってもいなかったお仕事の打診を受けることもあります。

優秀な方には、たくさんのチャンスがある場所です。

ぜひ来年は!と思う方は、会期中に立ち寄ることが出来たら現場を視察してみましょう。雰囲気やブースの作り込み方を見ておくの大事。見ることが出来なくても、ググればブースの写真は出てきますので、さほど心配しなくてもOK。

気になったら、まずは資料請求から始めてみましょ。